George Harrisonを偲ぶ
- 2013/11/29
- 22:17

今日はGEORGEの命日ですね。
もう13年が経つのです。
BEATLESに置ける彼の立ち位置というのは、実際のところどうだったのでしょう?
自分の思うままに書きますので、文章は前後無くなりますがご了承(^^;)
まず一番歳下ではありますが、日本人が後輩とか目下とかを意識するほど英国人も同様?
少なくともLIVE映像やインタビューを見る限り、PAULやJOHNと対等に話しているように見えます。
ちょっと背伸びをしていたのかも・・・。
まあlooks的には、BEATLESでNO1ですわな。
ほんま、男前です。
わたしのBEATLES歴も40年近くになりますが、正直宅録でコピーを始めるまでGEORGEの存在というのは舐めてました。
簡単なギターソロを弾いて、たまにコーラスに入る。
まあGEORGE役なんて誰にでも出来るんやろな。
ところがどっこい、これが曲者なんですわ。
ギターソロでも、曲の雰囲気を壊さずに、まるで合いの手でも入れるように歌と歌の間を縫って行くようなギターなんです。
初期から中期、どの曲でも印象を決めてしまうセンスの良いリフを弾いています。
そしてコーラスですが、一番音の取りにくいパートを歌っているのが大体GEORGEなんです。
ボリューム的にも、常にやや抑えめで入っていないような感じがするけどあると無いとでは全く雰囲気が変わる、という曲も多々。
一例を挙げると、SHE LOVES YOU。
まずイントロの終わりYEH YEH YEH最後ですが、普通ならGEORGEが一番下に回って「B」を歌いJOHN、PAULと併せていわゆる「ドミソ」となるところを、GEORGEが「E」いわゆる「6」の音でハモることで、この曲の独特な雰囲気を出しています。
もう一つ、「WHEN I SAW HER YESTERDAY YEA」部分。
JOHNとユニゾンと思われがちですが実はGEORGEはずっと「B」で歌っているのです。
これによって部分的に3部のコーラスとなるわけですね。
これまでコピーした中で、一番衝撃を受けたGEORGEパート、それは「YES IT IS」。
PAULは一番上を歌い、自由に主旋律を歌うJOHNパート。
この二人の間を、時は一番下パート、二人の音が離れる時には真ん中へ割って入るというハモり方。
全く違う曲として、丸暗記してしまわないと歌えないほど難しかったです。
参考までに私の録音でGEORGEパートのみをソロでアップしておきますので聞いてみて下さい。
映画LET IT BEを見ると、GEORGEが一番BEATLESのことを好きだったんだなと思います。
BEATLESの解散を早めたのは、YOKOの存在とか言われますが、わたしはPAULがGEORGEの領域を侵し、ソロギターを取るようになった事だと信じています。