CDも無くなる・・・・?!
- 2012/09/28
- 15:48

この背景について、先週の山下達郎・サンデーソングブックで達郎さんが言っておりました。
近々CDというメディアも、無くなっていくことは明らかだから、CDという媒体でここまでの仕事をまとめる意味でもこのBESTを作成したと。
レコードとカセットテープの時代を経て、CD、MDの時代になり、それがまた変化を遂げていくであろうと。
CDというものはまず制作にコストがかかる。
そして、買いに行かなければならない。
売る方も在庫が増える。
売れなければ、返品が来る・・・。
一方、最近の音楽配信の主流はダウンロードです。
これだと、すぐ自宅でDLできる。
在庫は無し。
返品も当然無い。
違いといえば、ジャケットがあるか無いか、そして音質だけです。
昔レコードが無くなる時、CDではジャケットが小さすぎて、うんぬんという議論もありましたがそれも忘れられ、今や主流はそのCDになっていた訳です。
そしてそのCDもあやうい立場と・・・。
番組中でも言ってましたが、2011には米国にあったSONYの最大級CD生産工場が閉鎖されたそうです。
それだけネットでの配信に押されているということです。
そういえば最近はウイルスソフトでも、USBという形で販売されているものを見たこともあります。
さらに思い出したのですが、数年前にBEATLESのUSBも発売されてました。
これは米国で発売されたものですが、USBのなかに楽曲データがあるというものです。
通常のCDは16bitですが、この音データは24bitで入っているということですので、計算上はCDの256倍音がいいということになります。
実際レビューをみても、リマスターより更に音の分離が良く、粒立ちも全く違うそうです。
今はDLスピードからもMP3が主流で、音にこだわる方にはイマイチかも知れませんが、ネットの速度がさらに高速化すればMP3データをDLするのと同じ位の速度でこういう高音質のデータも扱えるでしょう。
そして、オーディオプレイヤー側の容量も100TBなんていう時代になれば、音質面でもクリアされることになりますよね。
最近ではオーディオ装置でも、CDが搭載されていない機種がけっこう出ています。
iPodやウォークマンなどを乗せてそこから再生する、ドッグや、コンポ自体がネットに接続されるとか、SDカードやUSB接続を再生するものもあります。
いまから10年、20年後にはどんなスタイルで音楽を聴いているんでしょうね?!
そしてちょっと24bit BEATLESを聞きたくなってきました(;^_^A