TICKET TO RIDE
- 2012/08/07
- 11:30

録音後記・・・。
TICKET TO RIDE です(;^_^A
まずギターから行きますと、この曲では4本のギターが録音されています。
当然メインはイントロで聞けるRICの12弦。
そしてJOHNのリズムG、Aメロでベースと同じような音を出しているギター、そしてブレーク部やアウトロで入るソロ。
ではRIC12です。
これは基本冒頭部と同じコードをばらしたアルペジオで、途中コード弾きもやっています。
さほど難しいプレイではありません。
次にJOHNのリズムです。
これは資料などで、この頃手に入れたFENDERのストラトとか、J-160のアンプ鳴らしとか、325と諸説あります。
全部で試してみましたが、一番それらしいのはやはりRIC325でしたので、そのTAKEを使っています。
この2本はサビ部などで同じコード弾きをするとき、GEORGEは「7th」JOHNはプレーンでというように引き分けています。
3本目、冒頭ドラムなどと一緒に入ってくる「ビーン、ビーン」というギター。
これもFENDERストラト説がありますが、ストラト、カジノとやってみたらカジノのほうがそれらしかったのでカジノです。
多分、グレッチのテネシアンあたりかな・・・と思いますが?!
最後一番張り切っているギター、これはPAULによるもので、カジノです。
チョーキングを多用した、独特のリフですね。
この頃からPAULがGEORGEの聖域を犯すようになります(^-^;
ベースですが、PAUL森ッカートニーによるプレイです。
音数も少なく簡単そうですが、なかなか雰囲気を出すのは難しいベースですよ。
もちろんヘフナーです。
最も時間を割いたのがドラム。
このリズムもPAULの発案らしいです。
始めは3連のフラムで始まり、途中から4分に変わります。
同じような音を探すのに一苦労でした。
RINGOはスネアのフラムを叩くとき、リムショット気味に叩いていて、「カンッ」という高い音が入っているのですが、たまに失敗するのか普通のフラムも混じっています。
リズム楽器としてはタンバリンとハンドクラップが録音されています。
ドラムの3連と異なりタンバリンはずっと4部で叩かれています。
アウトロの16分裏打ちタンバリンはなかなか難しいですよ。
サビ部のハンドクラップは今まで知りませんでした。
極めて小さい音で録音されていますし、タンバリンが大きくMIXされているので、良く聞かないとわかりません。
PAUL森ッカートニーくんも知らなかったそうです。
ボーカルはJOHNとPAULによるシングルトラック録音です。
途中Wに聞こえる部分は二人のユニゾン。
この曲をLIVEでやるときBEATLESは、1マイクに二人がくっついて歌うパターンが多かったのですが、これが好きで我がバンドでもいつも1マイクでやりました。