IF I FELL
- 2012/03/28
- 09:33

TR1 テンポ
これは毎回説明しております、オリジナルからテンポを設定するためのトラック。
TR2 ベース
わたくしがプレイしたベース。
今回はPAUL・森ッカートニー君が弾いてくれたのでミュートされております('〇';)
TR3 ガイドギター
この曲はイントロ無しでいきなり歌。
そのために、ガイド用のギターが録音されています。
TR4~6
JOHNがプレイするGIBSON J-160 アコです。
3テイク録音し、2回目と3回目のいいとこ取りをしています。
こういう技も、PCベースならではの編集です。
今回、アコギはSHUREのダイナミックを使いました。
コンデンサではどうも、シャランシャランし過ぎました。
TR7 ドラム
BFDのラディック・ブラックオイスターキットを中心に、シンバル系を少し変えてあります。
TR8~13 RICKENBACKER 12弦ギター
冒頭のコード弾き、ミドルのアルペジオ、数か所で入るリフ、エンディングに分けて録音しています。
始めAC-30で録ったのですが、どうもそれらしくならないので、CAMBRIDGE15で鳴らしてみたところ、それのほうがらしかったので、CAM15TAKEを採用してます。
TR14~19
ボーカルです。
JOHNパートはイントロとそれ以降を別トラックに録音し、後でバランスが取り易いようにしました。
TR20~21
森ッカートニーくんプレイによる、ベース。
ピック弾きと指弾きを試しましたが、ピックを採用です。
TR23~26
これらのTRは今回初めて試みた部分です。
わたしは基本、デジタルリマスター版のMIXを真似していますがどうもオリジナルのように、クッキリと各楽器が出て来ない・・・。
いろいろ考えて見ると当時と決定的な違いがあります。
当時のステレオ定位は、現在のように各楽器を多CHで録ったものを、TR毎にPANを振っているのではありません。
1CHにいろんなものを録音し、それを右や左に定位させています。
IF I FELLの場合、センターにボーカル。
右にGEORGEのRIC12。
左にそれ以外のバッキングです。
多分4CHで録られていますから、TR1にバッキング、2にGEORGEのギター、3・4にJOHNとPAULのボーカルでしょう。
今回はこれを再現すべく、録音した各パートを当時のように、右・センター・左と3TR分に一度トラックダウンし、この3TRのバランスを取って最終MIXにしました。
それがこのTR23~26です。
これによって、余分な残響音が消えこれまでの曲とは明らかに音の輪郭がきっちり聞こえるようになりました。
後日、比較音源も公開したいと思います。
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