SHE LOVES YOU
- 2012/02/16
- 17:08

~録音後記~
前回も説明した通り、1~2TRはBEATLESのオリジナルとテンポ用トラックです。
TR3
GEORGEが弾くリフを、カジノとVOX AC-30で録ったもの。
今回はギターを生アンプで録るという、目標で挑みました。
「M」マークが付いています・・・ミュートされたということです。
TR4
これは他のトラックを重ねていくために、とりあえずアンシュミで録った325です。
TR5
これも325をAC-30を鳴らして録ったものです。
TR8~10
先にこちらの説明を。
8・9はカジノを10は325をVOX Cambridge 15Wで録ったトラックです。
結局、こちらのほうが雰囲気がでました。
多分小さい部屋で大型のアンプを鳴らすと、反響とかが凄すぎて綺麗に録れないのでしょう。
なにかこもったような、歯切れの悪い音でした。
当時はアンプにマイクをベタ付けしてはいないはずですから、GEORGEパートは50センチほど、JOHNパートは1.5mほど離して、適度に空気感を含むよう録音しました。
両パートともなかなか今回は上手く録れたと思います。
結果TR3~5はボツということに。
TR6
ドラムトラックです。
先日ブログで紹介した「BED ECO」という3,980円の音源ソフトを初めて使ってみました。
英語の取説をiPhoneにDLした英和辞典とにらめっこしながらなんとかなりました。
音はいいですね!
スネアはラディックのブラックオイスターですよ~。
タムもブラックオイスターが装備されているのですが、あのイントロの音からは程遠いものだったのでやめました。
Makoさんもコメントくれましたが、わたしもオープンハイハットの音を特に気に入ってます。
そこへ、BFD2への優待アップグレードメールがこれまたタイミングよく届き、おまけの音源までバンドルされているということでつい「ポチ」ってしまいました。
こういう策略なんですよね・・・。
まあSONARの付属音源がイマイチ気にいらなかったのでいいのですが。
TR7
ベースです。
これはGUITAR RIG4のベースアンプをエディットして鳴らしました。
バスドラとのリンク感は気に入ってます。
まだ初期で、ほとんどJOHNとのツインボーカル。
さすがのPAULもオーソドックスで簡潔なプレイです。
TR11~16
ボーカルトラック。
それぞれを冒頭部、ミドルのAメロ部に分けて、MIXしやすいようにしてあります。
今回初めて気づいたのですが、GEORGEが所々で参加する「when I saw her yesterday yei」や「and she told me what you say yei」の部分、JOHNとユニゾンと思いきや、実はずっと「D」だけで平坦に歌ってます。
YOU-TUBEなどで、幸いにもバランスが悪くGEORGEパートが良く聞こえる動画で確認できます。
スタジオ録音でもよーく聞くとJOHNとは違う音がところどころ聞こえますよ!
中間部のファルセット「Wooooo」もこいつらのことやから3部ではもってないかい?!
と、聞き耳を立てましたがどうも2部のようですね。
ひょっとするとGEORGEがPAULのオクターブ下を歌っているようにも聞こえないではないですが、これは発見できませんでした。
TR17にMIXを作り、SONAR付属のTUBE LEVERERでわずかに音圧を上げ、完成したのがTR18の波形です。
以上 SHE LOVES YOUのトラック解説でした!!!
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