YES IT IS
- 2011/10/19
- 22:19

~録音後記~
前曲からまたまた1ヶ月近く掛かりましたね・・・(;´▽`A``
まずはギターから。
Georgeはこの曲でペダルを使い「バイオリン奏法」を披露しています。
まず最初の難関・・。
出だしイントロ、3つ目の音です。
始めの二つはWでセンターと右から、最後の音は右のみから聞こえるのですが音程が非常に高い!!
普通にギターのフレットを押さえるのではカバーできない音程です。
ここで悩む・・。
この曲でGeorgeは、ハーモニクスも駆使しています。
実は友人に教えてもらいました。
この3つ目の音、CDで言うと00’05秒ですが1弦の4フレットを押さえて、さらに右手のひとさし指で9フレを軽く押さえ、このハーモニクスをなんと親指で鳴らします!!!
1弦の4フレ、ハーモニクスでも出ますが前述の方法のほうが綺麗に出ます。
出だしの2音も、2弦12フレ1弦12フレのハーモニクスを使っていると思われます。
あと、1’24’’~26’’の部分は1弦の12フレ、7フレ、5フレと鳴らしており5フレの音はペダル操作をミスし、もろハーモニクスの音が出ているところからもこの奏法が推測できます。
イントロとアウトロはCと右で違うギターを使っているようです。
わたしはCがLP、右がカジノを使いました。
それとハーモニクスは細い弦ほど出しやすいですよ。
カジノで使っている、フラットワウンドは太いので非常に出しにくかったです。
右CHは、コード弾きのギターでこれもペダルを使っています。
JOHNのギターがプレーンのコードを使っているのと対照的に、M7や6の音を混ぜていると思われます。
これはあやふやな耳コピですので参考まで。
ベースは非常に音数の少ないプレイで音も再現しずらい、口でも表現しずらい音です。
左CH JOHNのギターはガットです。
ドラムはセンターでオープンHHとリムショットが鳴っているのですが、私の耳には左CH JOHNのギターの奥でガイドに使ったであろう、普通に叩いているドラムが入っているように聞こえて仕方が無いのですがどう思われます??
最後にコーラスです。
JOHNとPAULのパートは大体わかると思うのですが、私が一番分からなかったのは「For red is the colour that my baby wore」部分のGEORGEパートです。
バンド譜でやると全く違います。
実はここ
For red is the colour that my baby wore, and what's more, it's true
F# G# G# G# B B B B C# C# D D D D C#
と動くのです!!
JOHNの主旋律、PAULの上との間を縫うように音が上がっていきます。
凄い!
さすがです!!!
この曲のGEORGEパートは、全く別の曲のように覚え込んでしまわないと歌うことが出来ませんでした。
彼らでさえこのコーラスにはなかなか納得が行かず、30TAKE以上、5時間を掛けて録音したそうですから・・・(゜o゜;;
以前からこの曲は大好きでしたが、今回コピーして更に好き度UPです。
第10位あたりから、一気にBEST3まで上昇!!!という感じです。
そしてほんとうにBEATLESは一流のコーラスグループなのです。