孫・誕生

昨夜、１１時に無事男の子が誕生しました。
今日は午後から様子見がてら初対面。

まあ五体満足に生まれて来ただけでありがとう！です。
が～これからまた大きくなるにつれ、それを忘れてまうんですな・・。


ところで、雑誌サウンドデザイナーの「読者スタジオ拝見コーナー」９月１０日発売の１０月号に掲載されるそうです。

そのメール取材の中に「音楽を始められたきっかけは？」という質問がありました。
改めて思い出してみました。

そもそもギターを弾くきっかけとして一番大きい影響を与えてくれたのはいとこです。
母方の実家の息子なので、夏休みになると兄弟やいとこと毎年のように遊びに行きました。
彼は大学時代ギターマンドリンクラブに入っており、クラシックを弾きながらも当時流行りかけた和製フォークも聞いていました。

薄暗い離れでタバコを燻らせながら、髪を伸ばしギターを弾く彼の姿が凄く大人に見えたのでしょう。
わたしだけが頻繁に彼の部屋を訪ねていました。

ある時、レコードを聞かせてくれたのが、岡林信康の「がい骨の歌」
一番印象に残ったのは「天皇陛下もトイレに入れば紙に頼ってる」という歌詞でした。

それがきっかけで彼からギターを教えてもらい、弾くようになりました。
初めにおしえてもらったのは、「一週間の歌」

これはAmとEだけで弾けます。

そしてその後、知床旅情や花嫁を練習した覚えがあります。
知床旅情が１９７０、花嫁が１９７１ですから１１歳から１２歳頃。
小５から小６ということになります。
当時はGとかが押さえられず、一弦の３フレだけ押さえて５、６弦は弾かず・・・みたいな鳴らし方でした。

そしてBEATLESに出会い今に至る訳ですが、そこで忘れてはならなのがうちのおやじです。
彼は２０代の頃、古賀正男に憧れて、なんとクラシックギターを買ったのです。
そして全く弾けないままそれを押入れに・・・。

わたしはその存在を知っていました。
だからいとこに、岡林を聞かされたとき、ギターを弾いてみようかな？
と、思ったのです。

その古賀正男から岡林、そしてBEATLESと繋がりおやじ？？自分、息子とギター、そしてバンドの血は引き継がれてきました。

まだまだ先の話ですが昨日生まれた、孫もこれを繋いでくれたらな、と思います。

大した財産はありませんが、わたしのカジノやJ-１６０を孫、ひ孫がその価値を理解し、引き継いで・・いや弾き継いでくれたらこんなに嬉しいことは無い・・・

ギターを弾いてバンド経験のある方なら、そう思いませんか？？？