DAY TRIPPER 公開
- 2011/04/26
- 16:13

~録音後記~
いやいやホンマ苦労しました(^^;)
ようやく完成
どっから行きましょか?
まずギター
オリジナルを聞くと左右の音色がちょっと違うような感じです
たぶんグレッチのカントリージェントルマンとテネシアンを2本使ってWで録ったのでは?
右CHがテネシアンで左CHがCジェントルマンだと私の不確かな耳は聞き分けております
わたくしの録音では 右CHアリアレスポールタイプ 左CHカジノを使っています
ソロ部は初めのメインリフと同じフレーズを弾くのが、アリアレスポールタイプ その後がカジノとなっております
2ndギターはリッケン325を使用
これはひょっとしたらギブソンJ-160を使っているかも知れません
「She was a day tripper」からの7thを効かせたカッティングは160の方がそれっぽいです
160でも録音したのですが、あまりにもノイズが酷い。・゜゜・(>_<;)・゜゜・。ので断念しました
今回もギターは全て生アンプVOX AC-30を使っております
バッキングが静かになる部分では、ギター音に加え「ジー・・・・」という音が聞こえます
これは生アンプならではの音としてお楽しみ下さい なんちゃって
ベースもVOX25Wのアンプからマイク録りです。
「She was a day tripper」の部分は1回目2回目と弾き方を変える、PAULの得意技がみられます
これによって変化を付けているんですね
コピーマニア泣かせです
ドラムは最初打ち込んで合わせていたのですが、どうもノリが悪い・・・
ということでハイハットのみ、自分でリズムマシンのパッドを叩きリアルタイムで録音してみました
このおかげでなかなかいいノリ具合になったと自負しております
かなりズレズレであいまいなところがいいんでしょうね
スネアの音色も探すのに苦労しました
5種類くらい変えて最終的に公開音源のものに落ち着きました
バスドラ、スネア共に結構タイトな音で録られてますよね
ドラムの導入部で叩かれるタム
これもRINGO独特の非常にあいまいなリズムです
16分8発で打ち込むと全く感じが出ません
今回はTwitter友達でコピバンのRINGOをやってみえる「リンゴ高橋」氏にレクチャーを受けました
彼によると、1発目がかなり遅れて入るので8発叩くけどかなり音間は詰まっている
ということ
一応16分8発をベタで打ち込み、全ての音をちょっとずつ後ろにずらしてみたらなるほど!あの感じになりました
最後、問題のボーカル
大部分はJOHN&PAULによる絶妙のコーラス
そこに「She was a day tripper One way ticket,yeah」と最後の「Day tripper,yeah」部分にはGEORGEが加わり3部になります
中間ギターソロの盛り上がりも3部です
この一番上のパートが高いこと高いこと
当然ファルセットしか出ませんがそれだと非常にか細い声になってしまいます
文献によっては一番高いところをGEORGEが歌って・・・などと書いてありますがあの迫力あるファルセットは申し訳ないけどGEORGEでは無理
下からJOHN→GEORGE→PAULの順でしょう

PAULパートは歌っているうちにかなり出るようになって来るんですが、それを超えると喉をやられ声がかすれてきます
録音はトローチを舐め舐め進みました。・゜゜・(>_<;)・゜゜・。
Cuts師匠のアドバイス通り、一人バカみたいにテンションをあげPAULの時は左でベースを弾く真似をしながらちょっと小首をかしげ、JOHNの時はガニマタに足を開いて股関節でリズムを取り、GEORGEの時はやる気なさげに、ふぁいとで歌ってみましたがいかがなもんでしょう?
以上 Day Tripper 録音後記でした
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