WORDS OF LOVE
- 2011/04/09
- 16:59

~録音後記~
まずGEORGEの弾くメインリフです。
本物はグレッチのテネシアンを使っているのではないでしょうか?
このキラキラした音はカントリージェントルやカジノではないです。
ましてや12弦ギターでもありません。
12弦のように聞こえるのは冒頭部、コードAの時1弦の開放と2弦の5フレを同時に弾く事で12弦のようなサウンドを作っています。
それとデジタルリマスターで聞くと、センターと右CHにダブルで録音されているようです。
わたしはアリアのLPタイプを使っています。
ピックアップセレクトはセンターです。
一見簡単そうに見える、いや聞こえるリフですが、音を切らないように綺麗に弾こうと思うとなかなか難しいです。
JOHNのギターは325。
コード頭のスライドがなかなかいい雰囲気を出しています。
今回ギターはアンプ、AC-30を使いマイクで録りました。
マイクはシュアSM57、定番中の定番です。
ベースも同じくアンプからです。
この曲の音はPAULには珍しく比較的固めの音で弾いています。
やはりアンプで録ると非常に太いアナログチックな音で録れます。
ただ問題はノイズ・・・。
スタジオなどで大き目の音を出してややオフマイク気味に録ればさほど拾わないのでしょうが、なにぶん防音はありませんのであまり大きな音では鳴らせません。
よってアンプにベタ付けですので「ジーーーーーーーー」というノイズは避けられません。
MP3に変換して聞くぶんにはさほど気にならない程度かと思います。
ドラムに関しては資料によると「パッキング・ケース」なるものを使っています。
これはどの音なのでしょう・・・???
ハンドクラップと一緒に時折、違う音が聞こえてくるのがそうなのか、スネア代わりに「パコンパコン」いっているのがそうなのか、それともイントロのブレーク部で左CHから「カチカチ」小さい音が聞こえるのがそれなのか???
不明です(^^;)
最後にコーラス。
このJOHNパートは低いです。
「I'll Get You」の「Oh Yeah」と同じくらいの低さです。
今回偶然、友人から借りた「腹式呼吸発声法」の本を読んでそれを実践したところ、以前よりは低音が出ました。
そこそこ唄えているのではないでっしゃろか?
あと聞き所はフェイドアウトするところ「umm umm」のコーラスが途中から「Ah Ah」に変わるのですが一足先にPAULが変わりちょっと遅れてJOHNが追従します。
意図的なものなのか、毎度毎度の間違えたものをそのまま残したか・・・??
こういうしょーもない処にこだわる、JOHN LEMMON でした。
今回「録音後記」のカテゴリーを追加しましたので、過去の後記を見てやるぞ・・というキトクな方はどうぞ。