気持ちはわかるけど・・・・

今年は３月以降、ほとんどのマラソン大会が中止になっています。

当然理由は東北関東大震災です。

先週の日曜日も地元開催のレースで走る予定をしていたのですが、やはり中止でした。

しかしその連絡が来たのがレースまで１週間を切った時、そして参加費は掛かった経費を差し引いて義援金として寄付するとの内容でした。

まあ時節柄、別に同意することはしますよ、大いに結構。
しかし何の承諾も無しに一方的にそんなこと決めてもええんかいな・・・なんかちょっとやり方が高飛車というか上手く言えませんが少し違和感のようなものを感じていました。

そうしたら昨日大会の実行委員会からお詫びの封書が届きました。
中には必要経費の明細、そして残金を寄付するか、返金するかの回答用紙でした。

当然義援金として寄付するに○をつけて返送しましたがやはりかなりの苦情があったのでしょう。
違和感を感じたのは自分だけでは無かったということです。

せっかくならもうちょっときちんとした手順を踏むべきだったでしょう。
参加賞のＴシャツも製作済であるならそれも一緒に被災地へ届けてあげれば良かったのに。
もっと早く決定し、中止の連絡と一緒に寄付するか否か？
Ｔシャツも支援物資として送るかどうかを参加者に仰げばよかったのです。

参加費は２，５００円。
そこから必要経費を引けば残金は５００円程。
返却の振込み手数料を差し引くと手元に帰るのは３００円くらいですからふつうなら大半の方が寄付をしてくれたでしょう。
調べてみたらやはり全国でいくつか、こういう事例が起こっているようです。

こんな大災害やから、ええやろ・・という安易な考えが主催者の側にもあったことも否めません。

せっかくの善意もほんの少しやり方を間違えただけでこういうことになるということです。

今ＡＣのＣＭで「思いは目に見えないが、思いやりは目に見える」というの、ありますよね。

主催者側の思いは痛いほどわかるけど、参加者に対する思いやりがちょっと足りなかった・・・・ということですかね？？！！