自爆テロ
- 2011/01/26
- 11:43

当然、イスラム原理主義過激派の犯行という見方。
なぜ彼らは自爆テロを行うのか?
以前疑問に思って調べたことがあるので再びまとめ。
まずテロは「聖戦(ジハード)」と呼ばれる。
「聖戦は自らに降りかかってきた攻撃を止めるための自己防衛の手段だ」と強調する。
パレスチナの原理主義組織の占領者イスラエルとの戦いは聖戦となる。
戦闘機や戦車などを使うイスラエルの「国家テロ」に対する自己防衛とみなされるからだ。
そして一番の問題は、自爆テロは「殉教」とみなされ、「勝利者」として天国で最高の場所を与えられると教えられる。
もうひとつ、現世は一瞬のもので本当の人生は天国に行ってからだとも。
だから自ら進んで爆弾を体に巻き、殉教する若者が増えるのは不思議ではない。
基本的に望んでいないのに、仕方なく敵に突っ込んだ「特攻隊」とは全く別物である。
自ら進んで「殉教」するのだから始末が悪い。
また過激なテロがやまない背景には貧困や腐敗などの社会問題が存在するとの指摘もある。
公正な選挙がなく人権も守られない国で、変革手段としてテロ以外に何があるか!?という人も多いらしい。
だから今後、自爆テロは絶対に無くならない訳である。
そして一番驚くのは、直後日本に帰国した現地在住の人へのインタビュー。
「またかという感じですね。むこうはいろいろありますから・・。」
特に驚くほどのものでも無い、という反応に「驚いて」しまった。
日本は平和だ・・・。