SHE LOVES YOU
- 2010/09/08
- 17:57

ミックジャガーのような顔をした友人の家に遊びに行った時のこと一枚のLPレコードを出してきた。
それはBEATLESの「OLDIES」だった。
たぶん洋楽を聴いたのは初めてではなかったか・・
SHE LOVES YOU、FROM ME TO YOU、WE CAN’T WORK IT OUT、HELP、と聞いていった。
そこまでは「ふ~ん」って感じだった。
HELP!ME~E、WOOOO。
けっこうコーラスが綺麗なバンドやな~、
その直後アコギのイントロとともに「MICHELLE」が始まった。
それまでの曲調とがらっと変わりその時はJAZZに聞こえた。
「このバンドはJAZZもやるんか!こんなコード知らん・・」
強烈なインパクトを受けた次の瞬間、
「YESTERDAY」が始まった。
その時はクラシックに聞こえた。
「こ、今度はクラシックか~!」
ギ、ニョ~ン~、「I FEEL FINE」
ブクブクブク、「YELLOW SUBMARINE」
このあたりでもう頭がパニックになった。
今から思えばBEATLESのBEST版、当然である。
すぐにカセットテープに録音してもらい家で聞きまくった。
気分はBEATLESの一員で「SHE LOVE YOU、YEH YEH YEH YEH~~」
しかし悲しいかな、変声期真っ只中の少年にはあまりにもKEYが高すぎ・・
1オクターブ下のYEH YEH YEH YEH~~を叫ぶJOHN LEMMONがそこにはいた。