HELP 2
- 2010/08/26
- 15:47

昨日公開のHELPです。
まずGEORGEが弾く一見簡単そうでなかなか難しいギター
これはCASINOを使いました。
冒頭やサビで出てくる低音・単音のフレーズとサビのコード弾き、そして印象的なリフと3つに分けて録音しています。
アンプは今回シュミレーターのGUITAR RIG4を使ってみました。
もちろんVOX-AC30のTOP BOOSTです。
JOHNが弾くアコギですがフラマスの12弦はYAMAHAの12弦で代用。
個人的にはJ-160Eもオーバーダブしてあると思うのでこの2本を使いました。
ベースはVOXのベーアンからライン録りです。
この曲でも3番Aメロの「Help in any where」というところで和音奏法を使っています。
そして最後まで悩んだのがドラムのスネア音です。
本来はもうちょっと甲高い音でリムショットが「カンカン」心地よく響くのですが同じ音が見つかりませんでした。
所有する音源の中ではもっとも近いリムショットのサンプル音を更にチューニングを上げて使いました。
サビではクラッシュシンバルを叩いてリズムを刻んでます。
最初ライドだと思い込んで打ちこんだらどうも雰囲気が違う。
ようつべで動画を確認すると冒頭の「HELP!」で叩いたクラッシュをサビのビートに使っていました。
THE BEATLESはこの曲でも素晴らしいコーラスを聞かせてくれます。
得意技のひとつ追っかけコーラス。
2番では「My independence seems to vanish in the haze」という部分でPAULとGEORGEは先に「My independ」まで唄いJOHNがここまできたらその後の「ence seems to vanish in the haze」をコーラスを付けながら唄うという憎いアレンジ!
そしてサビの「Help me get my」では3部のハモになり「Won't you please~」ではJOHNが上のパート、PAULが下のパートを歌っています。
最後は「Won't you please~」のあと、「HELP ME」部分、ここは「HELP」をPAULとGEORGEがコーラスで唄い「Me」をJOHNが追いかけ「Help me wooon」をこれまた3部で締めるというほんま憎い構成です!
最後の3部はどのきっかけでどうやって音を取ればええんや・・・という音で以前バンドでもこの部分のコーラスが決まらず結局練習はしたもののレパートリー入りは断念という結果になった曲です。
改めてBEATLESはほんとうにレベルの高い「コーラスグループ」であると再認識した1曲でした。