宅録の原点
- 2009/11/12
- 15:52
昔々中学生の頃、近状に住んでいた叔父が英会話の教材を買った。
それは数本のカセットテープに本体がセットになったもの。
叔父は仕事が忙しくなかなか使えないらしく学生であったわたしに貸してくれた。
しかしその本体が曲者であった。
外人の先生が話す英会話が録音されており先生に続いて自分の声を録音すると発音の比較が出来るようになっているのだがこれが不思議であった。
普通のカセットレコーダーは録音されている上に録音すれば今までの音は消去され新しい音だけが残る…。
いったいどういう仕組みなのか、試しに普通に録音したカセットを再生してみた。
するとA面とB面が同時に再生されしかもB面は逆再生になるではないか!
教材のカセットには1ウェイ再生と書いてある。
一応カセットレコーダーの仕組みは知っていた。
普通は↓こうである。

そして録音する際には再生ヘッドの前に消去ヘッドが出てくることによって今までの音を消し新たな音を記録していく。
だがこの装置は通常のテレコとは再生用・録音用ヘッドの位置が違っており上から二つを再生専用。
下二つが録音専用になっていたのだろう。
このときJOHN少年はひらめいた(JOHN少年も幼少の頃は賢かった)!
普通のカセットで録音したテープをこの装置でもう一度録音すれば一人でJOHN&PAUL出きるのでは??!!
早速「Two Of Us」のJOHNパートを弾き語り、これを英会話装置に移しPAULパートを録音した。
わくわくしながら再生するとどうだろう!!
自分の声が一人ビートルしているではないか!!!
少年は感動の余りしばらくこの遊びに没頭した。
さらにエスカレートしこの録音をもう一度通常のテレコにダビング→再び英会話装置でGEORGEが!
ドラムはもちろん無いのでハイハット代わりに譜面たてを叩きスネアはビニール椅子の座面を叩いた。
この方法でいろんな曲を録音した覚えがある。
しばらく経って叔父が装置を取りに来た時にはすでに寿命を全うしていた。
これがJOHN LEMMONの宅録ルーツである。
それは数本のカセットテープに本体がセットになったもの。
叔父は仕事が忙しくなかなか使えないらしく学生であったわたしに貸してくれた。
しかしその本体が曲者であった。
外人の先生が話す英会話が録音されており先生に続いて自分の声を録音すると発音の比較が出来るようになっているのだがこれが不思議であった。
普通のカセットレコーダーは録音されている上に録音すれば今までの音は消去され新しい音だけが残る…。
いったいどういう仕組みなのか、試しに普通に録音したカセットを再生してみた。
するとA面とB面が同時に再生されしかもB面は逆再生になるではないか!
教材のカセットには1ウェイ再生と書いてある。
一応カセットレコーダーの仕組みは知っていた。
普通は↓こうである。

そして録音する際には再生ヘッドの前に消去ヘッドが出てくることによって今までの音を消し新たな音を記録していく。
だがこの装置は通常のテレコとは再生用・録音用ヘッドの位置が違っており上から二つを再生専用。
下二つが録音専用になっていたのだろう。
このときJOHN少年はひらめいた(JOHN少年も幼少の頃は賢かった)!
普通のカセットで録音したテープをこの装置でもう一度録音すれば一人でJOHN&PAUL出きるのでは??!!
早速「Two Of Us」のJOHNパートを弾き語り、これを英会話装置に移しPAULパートを録音した。
わくわくしながら再生するとどうだろう!!
自分の声が一人ビートルしているではないか!!!
少年は感動の余りしばらくこの遊びに没頭した。
さらにエスカレートしこの録音をもう一度通常のテレコにダビング→再び英会話装置でGEORGEが!
ドラムはもちろん無いのでハイハット代わりに譜面たてを叩きスネアはビニール椅子の座面を叩いた。
この方法でいろんな曲を録音した覚えがある。
しばらく経って叔父が装置を取りに来た時にはすでに寿命を全うしていた。
これがJOHN LEMMONの宅録ルーツである。