Norwegian Wood StudioOne トラック割とコンピング機能
- 2018/02/04
- 17:10

(画像はクリックで拡大します)
久々に録音後記を。
今後新たにStudioOneを導入されて使い方が・・・?
という方が訪問頂くことを前提に。
まずDAW最大の強みはほぼ無限大にトラック数を増やせる点です。
このほぼは何によって決まるかと言うとPCのスペック。
あまり増やすと性能が追いつかず、音に遅延が出たり止まってしまったり。
今回はVOのオートを含め30数TRですがこれくらいならまず問題無し。
ちなみにIntel Core i5 3.1Ghz メモリ12GB win7 64ビットというスペックです。
さて今回は個人的に一番使う機能「トラックコンピング」を説明します。
BASS(TR6)を見て下さい。
下に「レイヤー1 3 4」がありますよね。
言い換えるとテイク1 テイク3 テイク4になります。
まずレイヤー1で全曲を通して弾きます。
レイヤー2が有りませんがこのテイクの出来が一番だったのでこいつをメインに使いました。
ですから2が無いわけです。
数カ所ミストーンをやっちまったので、特にそこを注意してレーヤー3に再度録音。
それでもやっちまったので、レイヤー4と進みます。
4ではミスった箇所までの録音でOK。
そしてメインでミスった箇所をレイヤーから選択して行くとこれがメインTRに移動してくれるという素晴らしいモノ。
レイヤーでブルーや黄色に色が変わっている部分です。
こうして言わばいいとこ取りをしてベースのOKテイクを完成させるわけです。
もちろん録音範囲の設定も出来ますから、イントロだけとかサビだけという使い方も可能です(^-^)/
ですがやはりベースなどはリズム、グルーブの基本ですからなるべく曲を通して弾き、ミストーンの箇所だけを差し替えるという風に心がけています。
この機能は通常DAWソフトには標準装備されています。
ソフトによってテイクレーンとかリハーサル機能とか呼び方は変わりますが。
同じようにJOHNが弾くリズムギターでもこれを使っています。
トラックコンピングでした。