ビリージョエルがコンサートで最前列を販売しない理由に感動
- 2017/06/21
- 19:37

1970年代から90年代にかけてヒット曲を連発します。日本でも『ピアノマン』や『素顔のままで』などの名曲で知られるトップミュージシャンです。
日本公演も数多く行われていて、1978年の初来日以来、全国各地で十数回のコンサートを行っています。
そんなジョエルが、コンサートの最前列のチケットを販売していないことを知っていましたか。
音楽誌『ビルボード』で語られた真実に、多くの人が「彼こそが本物のミュージシャンだ!」と賛辞の声を贈っています。
80年代に横行した転売屋、ジョエルも当初はコンサートの最前列のチケットを販売していたといいます。
しかし、人気絶頂の1980年代。彼はコンサートの最中にあることに気付いたのです。
・・・最前列の席には裕福な連中が座り、葉巻をふかしていた。
「ほら、楽しませてみろ」といわんばかりの態度で。
横を見ればブロンドの女性をはべらせていたよ。
そんな時にふと思ったんだ。
「オレのファンはどこにいる」ってね。・・・・・・・・・・・・・
ただでさえ高額な最前列のチケットは、いまでいう転売屋に買い占められ、裕福な人々へと転売されていました。
「ビリー・ジョエルの歌を間近で聴きたい」と思っても、一般のファンが手に入れられるような状況ではなかったのです。
こういった状況を悲しく思っていたというジョエルは、ふと後方の席を見て、嬉しくなります。
オレの本当はファンは、いつも後方の『最悪な席』に座っていたんだ。
それでね、思いついたんだよ!
本当のファンにこそ、近くで曲を聴いてほしいと思っていたジョエルは、コンサートの最前列のチケットを販売しないことにします。
そして、コンサート当日、最も安い席を購入したファンに、ランダムで最前列のチケットをプレゼントしたのです。
実際に、この幸運にめぐり会った人の家族が海外の掲示板Redditに、その時のことを投稿しています。母がビリー・ジョエルのコンサートに行った時のこと。
突然、ジョエルが近づいてきて「あなたを最前列の席に招待します」といったんだ。
母が理由を尋ねると、彼は「最前列はブロンドの女性で埋めたいんだ」と粋なジョークで、エスコートしてくれたそうだよ。
(ネット記事より)
日本でも同じようなことが横行してますよね。
明らかに転売目的の輩がまとめ買いしたりして。
カープのチケットでもそうです。
もう何年もファンクラブに入ってますが、ここ数年は全くチケットが入手出来ず会費を払うメリットが無い。
まあチームのためこれで少しでも力になれればと続けてますが出来れば定価以上で販売されるチケットは取り締まってほしいと思います。