アコギのブリッジが剥がれたので修理してみた
- 2016/10/03
- 20:06

弟が引っ越しの際置いて行った、モーリスのアコギ。
久々に弦を張り替えてやろうと、巻いていたらメリメリ・・・・という音と共にブリッジの6弦側が浮いてきました。
まあなにぶん70年台のオールド器、価格もそんなに大した事はないのでダメ元で修理する事にしました。
ご覧のようにカッターの刃が2㎝ほど入るくらい浮いてきてます。

カッターの刃をドライヤーで暖めながら慎重に慎重に剥がして行ったのですが、1弦側がボディモロともめくれる羽目に・・・。
やはりカッターが失敗だったか・・・・・?

ブリッジと本体に残っている接着剤をペーパーで丁寧に取り除きます。
ボロギターですが一応マスキングを施しています。

こんな感じに磨き上げます。
接着面のゴミやほこりを綺麗にしたらいよいよ接着です。
接着剤はフランクリンのタイトボンドをAmazonさんで調達し使います。
これが一番しっかりと付くようです(^-^)

ブリッジを押さえる専用のクランプも売ってますが、上手くいくかどうかも分からない修理に数千円の投資は勿体ない。
ここは100円均のお世話になります。
とは言え、これは200円×2=400円しました。
始めに輪ゴムで仮止めすると楽に出来ます。

クランプを締めて行くと隙間から余分な接着剤が、ニュルニュルとはみ出して来るのでこれを濡れ雑巾と綿棒を水で濡らしたもので綺麗に拭き取って行きます。
1時間くらいは5分おきに様子を見ないと続々と出て来ますのでご注意!
2日経ちました。
ギブスを外す日が来ました。

まあきれいに付いているようですが、問題は耐久性・・・・。
ドキドキの弦張り。
いきなり「パーン!!!」などとブリッジが飛ばないか緊張しながらテンションをかけチューニングを。
弦を張って2時間、今のところ大丈夫そうです(⌒-⌒; )
飽くまでも安物ギター限定、Gibsonではやりまへん!!!
