滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)
- 2014/11/11
- 21:17

あす上のまごちんが、滲出性中耳炎の手術をします。
最近、幼児~小学生に多いそうです。
以降WEBより~
滲出性中耳炎とは、鼓膜の奥(中耳腔)に液体がたまる中耳炎のことです。
この液体には、さらさらしたものから粘っこいものまであり、滲出液とか、貯留液と呼ばれています。
中耳腔にこのような液体がたまると、鼓膜や耳小骨の動きがわるくなり、外耳道を伝わってきた音が鼓膜から耳小骨そして内耳へときちんと伝わらなくなり、そのために、聞こえがわるくなるのです。
中耳腔に水がたまっているときは鼓膜を切開してだしてやらないといけません。
多くはねばっこいので吸引してやらないと排除できません。
これが滲出性中耳炎の治療の原則です。
すなわち、中耳腔にたまっている液体を排除することだけで、聞こえは回復します。
この場合鼓膜に小さい穴が残りますが、この穴は数日で閉じてしまいます。
そして、二度と貯留液が生じないようにいろいろ工夫がなされます。
穴が閉じてしまうと、すぐにまた貯留液が中耳腔にたまってくる人がいますこれは中耳腔へ空気が入っていかないためです。
そのため鼓膜切開をした後、耳管を通して空気を送ること(通気療法)が重要になります。
また、鼓膜切開をした穴がしばらくの間閉じないように、小さいチュ-ブを鼓膜にはめます。
このチュ-ブは穴の直径1mmですが、これで十分空気の入れ替えは保たれます。
チュ-ブを入れることにより聞こえが落ちることはありません。
そしてこのチュ-ブは数ヶ月経ちますと、自然にはずれて、鼓膜の穴が永久に残る心配はありません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まあ簡単な手術なのですが、なにせ三歳児のため全身麻酔(-o-;
そのため一晩だけ入院が必要だそうです。
しかも執刀医は、爺さんの鼻ポリープを切除してくれた女医さんです(^^;;